書き換えの方針
SmartHRのUIテキストや説明文をやさしい日本語に書き換える際の、基本的な方針を説明します。
日本語能力試験4級レベルを想定する
読み手の日本語レベルとして、以下を想定します。
- 日本語能力試験4級(N4)
- 小学校3〜4年生程度の読解力
- 日常会話に関する語彙 300〜500語の理解
読めるだけでなく「理解し操作できる」ことを目指す
やさしい日本語に書き換える目的は、読み手がSmartHRをスムーズに利用できるようにすることです。
そのためには、文字や文章を読みやすくすることも大切ですが、ただ逐語的に置き換えていくだけでは不十分です。
最終的に読み手が書かれている内容を理解し、適切にSmartHRを操作できるようにするために、ときには大胆な変更を加えることも必要です。
読みやすくする書き換えの例
- 一文を短くする
- 1つの文で1つのことを説明する
- 簡単な語彙に置き換える
- 分かち書きをする
- 漢字によみがなをつける
理解できるようにする書き換えの例
- 元の日本語では明示されていない主語、目的語、述語を補う
- 専門的な用語に短い説明を加える
- 絵や図、動画を活用する
- 重要性の低い情報を削る
情報の正確性を担保する
SmartHRがサービス内で提供する情報は、ユーザーの人事・労務手続きに影響します。やさしい日本語にすることで、手続きの内容や結果に悪影響を及ぼす可能性がある場合は書き換えません。
- 法律や制度の誤った解釈に繋がる場合
- ユーザーの誤入力・誤操作に繋がる場合
ユーザーに不利益を与える書き換えを防止するため、法律や制度についてよく理解している人に監修やレビューを依頼します。